DE0/DE0-nano拡張基板で.bmpファイルをHDMI出力

アルテラマスターPさん( @s_osafune )のKYANITE基板を使ってビットマップファイルをHDMI出力させてみました。

KYANITE基板はDE0/DE0-nanoにサクッと挿すだけで

といったIOを増やせる拡張基板です。
アルテラマスターPさんがこの基板のデモプログラムを用意してくれていたので試してみました。


KYANITE基板 マニュアル
https://docs.google.com/file/d/0Bw0BfOQoAOEEVTFhWHdHT3V1czA/edit


DE0用デモプロジェクト https://t.co/uz4mRicSzm
DE0-nano用デモプロジェクト https://t.co/JcZD4q8mBc
(以下 DE0-nanoを使って動作確認したためDE0-nanoオンリーで書いていきます)


基本的には
1. DE0-nanoをコンフィグレーション
2. microSDに必要なファイルをコピーしてKYANITEに挿入
3. HDMIディスプレイと繋ぐ
4. DE0-nanoに電源投入
でおk。


1. DE0-nanoをコンフィグレーションする

output_files/cineraria_nano_DVI.jic
をEPCSに焼いておきます。


EPCSに焼きたくない場合は
output_files/cineraria.sof
を使います。コンフィグレーションするタイミングは後(4.DE0-nanoに電源投入)でOK。


2. microSDに必要なファイルをコピーする

microSDに DE0 ディレクトリを作って
software/nano_bmpwav/nano_bmpwav.elf を
microSDの DE0/bootnano.elf ※
にコピーします。


あと、適当なビットマップファイルを用意して
microSDの DE0/uzuko3-nano.bmp
にコピーします。
※ファイル名でロードされるのでこの名前にする


できたmicroSDをKYANITE基板に挿しておきます。
upload


3. HDMIディスプレイと繋ぐ

KYANITE基板にHDMIポートが付いているので
HDMIディスプレイとHDMIケーブルで繋ぎます。


4. DE0-nanoに電源投入
jicで焼いた場合は電源投入すればHDMIディスプレイにbmpファイルが映ると思います。
sofファイルの場合はここのタイミングで焼けばOKかと。


ちなみにDE0-nanoのKEY0ボタンがリセットになっているようです。


これで映るはず。



FPGA内ではNiosIIをつかって
ブート時にmicroSDからelfファイルをロードしている様子。


参考URL
アルテラマスターPこと長船さんのblog
http://j-7system.blog.so-net.ne.jp/

KYANITE 取り扱い説明書 v0.99
https://docs.google.com/file/d/0Bw0BfOQoAOEEVTFhWHdHT3V1czA/edit


オススメ書籍
HDLについて書かれた本はたくさんありますが
Alteraはツールが便利なので、この本に書かれているツールの使い方を覚えておくと幸せになれます。