[Android][GoogleIO2013] Google「ユー、Google GlassにUbuntu入れちゃいなよ」
GoogleIO 2日目。
今日おもしろかったセッションは"Voiding Your Warranty: Hacking Glass(保証対象外:ハッキンググラス)"
GoogleがGoogle glassのroot奪取方法を解説して終いにはUbuntuを入れてしまったというセッション。
以下セッションのスライド写真を見ながら発表内容を一緒に振り返ってみましょう。
Google Glassの中身は実はAndroidだったりします。下の写真がGoogle Glassの主なスペック。
GoogleGlassにはmicro-B USBポートがついていて、スマホ端末と同様、PCとUSBでつなぐとadbコマンドが打てます。
工場出荷時にはroot化されていないためすべてのrootアクセスは禁止されています。
このセッションではGoogleの中の人がご丁寧にrootの奪取方法をわかりやすく解説してくれました。
以下の通りにコマンドを実行していくだけです。
ね、カンタンでしょう?
root化の話が一段落すると、今度はUbuntuを入れるとかなんとか言い始めました。
LinuxOnAndroidという仕組みがあるようでGlassのUbuntu化には下写真の2つのAndroidアプリを入れるとうまくいくようです。
そして、その場でUbuntuインストールのデモを見せてくれました。
まずはComplete Linux Installerアプリで事前に用意された/sdcard/ubuntuディレクトリ内へアクセスして
ファイル群が用意されているかをターミナルアプリで確認しています。
※下写真はGoogleGlassで見えている画面
そして $ sh ubuntu.sh を実行するようです
実行後 /etc/lsb-release(Ubuntuのバージョン情報が書かれたファイル)を確認するとUbuntu 12.04の文字が・・・
ね、カンタンでしょう?
ここまでお膳立てされるとハッキングというよりスクリプトキディのような感じがしますが・・・
とにもかくにもこのセッションをつうじてGoogleは
「ハードは僕らがいいものを作ったから、ソフトで一緒におもしろいことしようぜ」
と言ってるような気がしました。
ということで
GoogleGlassへUbuntuインストールいつやる?
今でしょ!
※Google「root奪取すると保証対象外になります」