BeagleBoard rev.C2買った(購入期)
なにやら巷で話題になっているので買ってみました.
※ケータイカメラなので画像悪いです(汗
ARMのハイエンドモデル「ARM Cortex-A8」を搭載したマルチメディア向けの組込みボード,
SDからLinuxがブートできて,ディスプレイにDVI出力,
USBからマウス,キーボード,TCP/IP,HDD,USBメモリなんかが接続できちゃいます.
これだけあれば自分好みにカスタマイズできる超小型Linuxサーバができるってわけです.
回路図が公開されている,いわゆるオープンハードウェアというやつで
そのあたりもユーザの心をぐっとつかんでいる所だと思います.
最大の特長は価格の安さで
為替によって上下しますが僕は 17,000円弱 で買えました.
普通評価ボードでこれだけの周辺I/Oを備えていたら,おそらく10万はくだらないんじゃないでしょうか.
そんな好条件が重なって,多くの有志がBeagleBoardの環境を整えてくれているようです.
おそらくある程度の知識があれば,手順にしたがってすぐにLinuxブート環境の構築はできそうです.
僕の購入したのはrev.C2というバージョンのボードで
前バージョンのrev.B7から次のようなアップデートがあったようです.
- ULPI2にUSBホスト接続を追加(2.0へ対応)
- LCD接続のための20pinコネクタを追加
- OMAP3530とPMICの間にmSecureコントロール機能を追加
- MMC1WPをGPIO_23へ移動(ULPI2にUSBを接続するため)
- ボードIDを追加
- 128MBのDDRを追加し合計256MBとなった
- 電流測定をするためのジャンパピン(J2)を追加
- 3つの拡張コネクタを無くした代わりに,3つのPWM信号を出力
注目すべきはUSB2.0へ対応したことと
LCD接続用のポートが追加されたところでしょうか.
PWMは主にモータ制御に使われるので,ファンをつけた場合の回転数制御のため?
とりあえずわからないことだらけですが
ちょくちょくいじっていこうかと思います.
個人的にはLinuxのブートプロセスや,ドライバに興味があるので
BeagleBoardで遊びながら楽しんで学んでいこうかと思っています.
以下購入期
Digi-KeyのHPで予約しました.
納期は5日で発送,手元に届いたのは注文してから1週間でした.
クレジットもつかえますし三井住友銀行への振込みも選べます.
Digi-KeyのHPからBeagleBoardで検索すると出てきます.
http://dkc1.digikey.com/jp/digihome.html
内訳を見ると「ボード(Rev C)」になってましたが
ちゃんとC2が届きました.
途中で記入する住所,氏名などはすべて英語(アルファベット)で記入しました.
また,最後に使用用途を聞かれたため
Development of Application (Home Server, Multimedia Server etc...)
といった具合に応えておきました.
(日本語でもOKらしいですが,英語だとスムーズだと注意書きが)
そして待つこと1週間.
Digi-Keyから届いた箱をあけてみました.左の包装の中にBeagleBoardがあります.
包装がかなり厳重で,たまねぎの皮をむくような作業のあとBeagleBoardの箱がでてきました.
取り出してみます.箱の中にはボード以外なにも入っていません.
Revの番号を表す「C2」と印刷されたテープが貼ってありました.
とりあえず今日はここまで.
参考:日経Linux2009年3月号「手のひらサイズ 超小型Linuxマシンを自作する」
(BeagleBoard Rev.B の解説記事です.
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