やっと届いた
今日はBeagleboardの話題はさておきSheevaPlugにズームイン
Beagleboardはお遊び用に買いましたが、
SheevaPlugは外出先からテキストファイルやらアーカイブなんかちょっと置きたいときにSCP使ったり
要はファイルサーバ用途で使おうかと思い購入。
SheevaPlugの購入を申し込んだのがちょうど2ヶ月前?
数日前に行ったARMフォーラムのPlugComputerブースで
「2ヶ月待ってまだ届いてないんですけど」とノドの奥まで出かかってやめたSheevaPlugが今日やっと届きました。
PlugComputerの話では玄人指向が「玄柴」って名前で黒いSheevaPlug出すとかなんとかで
黒でかっこいいしオリジナルでeSATAポートつけてるみたいだし
あーキャンセルしてこっちに乗り換えたい
なんて思ってたら西武運輸のお兄さんがドアをたたいて持ってきてくれました。
# これからSheevaPlug買おうと思ってる人は玄柴待ったほうがいいと思う・・・
# 玄柴 http://kuroutoshikou.com/important/091015/
# SheevaPlugは$99だから玄柴は1万円台になるんじゃないかなー?
SheevaPlugにはBeagleboardと違って最初からubuntuが入っている模様。
とりあえず、日経Linuxの2009年7月号を買っておいたのでそれを参考に・・・
と思いきや、公式Wikiのクイックスタートを見ると
まさにクイックにスタートできるやり方が。
http://plugcomputer.org/plugwiki/index.php/QuickStart
日経の方ではデバッグポート経由のシリアル通信、
公式wikiではEthernet経由のsshログインの動作確認方法があって
とりあえずさくっと確認したかったので後者を選択。
1.SheevaPlugをEthernetケーブルでルータにつなげる
2.ルータが振ったSheevaPlugのIPアドレスを調べる
3.sshでログインする
わーい3ステップでボクにもできた!
なんてね。
ログインしてからいろいろ設定しないとさ。アレだし。
ただログインまでは本当に簡単だった。
初期設定はuser:root password:nosoup4u
$ ssh root@192.168.11.6
ふむふむ
あ、ログインできた。
ってことでとりあえずprocあたりを観察。
root@debian:~# cat /proc/cpuinfo
Processor : ARM926EJ-S rev 1 (v5l)
BogoMIPS : 1192.75
Features : swp half thumb fastmult edsp
CPU implementer : 0x56
CPU architecture: 5TE
CPU variant : 0x2
CPU part : 0x131
CPU revision : 1
Cache type : write-back
Cache clean : cp15 c7 ops
Cache lockdown : format C
Cache format : Harvard
I size : 16384
I assoc : 4
I line length : 32
I sets : 128
D size : 16384
D assoc : 4
D line length : 32
D sets : 128Hardware : Feroceon-KW
Revision : 0000
Serial : 0000000000000000
ARM926EJ-Sって
DSP命令とJavaバイトコードサポートしてるやつね。
root@debian:~# cat /proc/meminfo
MemTotal: 515636 kB
MemFree: 486332 kB
Buffers: 0 kB
Cached: 11704 kB
SwapCached: 0 kB
Active: 10548 kB
Inactive: 5812 kB
SwapTotal: 0 kB
SwapFree: 0 kB
Dirty: 0 kB
Writeback: 0 kB
AnonPages: 4664 kB
Mapped: 3324 kB
Slab: 9980 kB
SReclaimable: 792 kB
SUnreclaim: 9188 kB
PageTables: 236 kB
NFS_Unstable: 0 kB
Bounce: 0 kB
CommitLimit: 257816 kB
Committed_AS: 11996 kB
VmallocTotal: 122880 kB
VmallocUsed: 564 kB
VmallocChunk: 122296 kB
メモリは512Mぽい。
SwapTotal 0 なのね.あとでSDで領域取ってやればいいかー。
まーとりあえずaptしよー
と思ったらエラー
# apt-get update
sudo: unable to resolve host debian
E: Archive directory /var/cache/apt/archives/partial is missing.
む。
ってかちゃんとクイックスタートには原因と対策が書いてあった。
まず/etc/rc.localの書き換え
# sed -i \
-e '$ ichmod 1777 /tmp /var/tmp\nmkdir -p /var/cache/apt/archives/partial' \
-e '/^#.\/demo.sh/d' \
-e '/^[^#]/d' \
-e '/^$/d' \
/etc/rc.local
んでDHCPのDNS問い合わせ先がローカルホストになってるから
/etc/dhcp3/dhclient.confの書き換え
# sed -i -e 's/^supersede domain-name-servers 127.0.0.1;$/#&/' /etc/dhcp3/dhclient.conf
はい再起動
# reboot
sshログインしなおして再度apt。
# apt-get update && apt-get upgrade
Get:1 http://ports.ubuntu.com jaunty Release.gpg [189B]
Get:2 http://ports.ubuntu.com jaunty Release [74.6kB]
Get:3 http://ports.ubuntu.com jaunty/main Packages [1234kB]
Get:4 http://ports.ubuntu.com jaunty/restricted Packages [865B]
Get:5 http://ports.ubuntu.com jaunty/universe Packages [4442kB]
Get:6 http://ports.ubuntu.com jaunty/multiverse Packages [159kB]
99% [5 Packages bzip2 20859904]
おーいってるいってる。
今日はとりあえずここまで。
日経Linuxの記事には日本語環境の設定も書いてくれてるから
後日やってみることにします。
最後に開封写真をぺたぺた
Beagleboardは味気なかったですが
SheevaPlugはちゃんとケーブル付属、入れ物もしっかりしてます
左から、保証書、SheevaPlug本体、Ehternetケーブル、付属CD、USBケーブル(デバッグポート用)、電源ケーブル(メガネ端子)
下側にはEthernetポートとUSBポート
右側にはUSBデバッグポートとSDカードスロット
プラグ部分は取り外すとメガネ型のコネクタがでてきて
前の写真にあるメガネ型の延長ケーブルをつけれるようになってます
っていうか想像してたのよりでかい・・・